さらばメガネ(4)。

今日は術後1ヶ月検診である。
いまのところ状態はいたって良好なのだが、左目の見え方が若干よろしくない。夜の看板やテレビ画面のチャンネル表示など、コントラストの大きい文字などがちょっとはなれるとダブって見えるのだ。それに夜になると左目が重く感じる。きっと右目より見え方がよくないからだと思うが。かといって、日常生活に支障はまったくない。

クリニックではまずは視力の検査と目の状態検査。
(「しりょくの検査ですよ~」と呼ばれるのだが、これがどうしても「しろくま検査」に聞こえてしまう。)
検査のひとつで画面上に出る濃淡の輪をカウントするコントラスト確認能力を調べるものがあるのだが、
これが施術前よりもいまひとつよくなかったように思える。
また、微細文字を見る検査では、よく見えるほうの右目で、前回読めた一番小さい文字が読めなかった。

それでも視力は二日酔いながら右1.5、左1.2程度は出ているようだ。両眼では2.0である。

診断では傷も順調に治っているとのこと。左目の調子がよくないのは恐らく乱視が少し残っているのではないか、とのことだった。しかしこの程度では成功の部類になるらしく、再手術というほどのものではないらしい。
点眼薬はいままでのものより軽い「非ステロイド性抗炎症点眼薬・プロラノン点眼液」(1日3回)というのを処方される。それから、目が乾いたときにと、いままでおなじ「ヒアロンサン0.1」。これを2ヶ月続ければもう目薬もいらないとのこと。通院ももう不要である。ちなみに市販の目薬も併用してかまわないとのことだ。疲れ目のときは助かる。
しかしここのドクター、毎回違うんですね。診察室はひとつなのに。バイト...?

結果としてはぼく個人は満足している。夜景にフレアーが出たり、ちょこっとダブって見えたりしてもメガネのときに比べたらこの利便性は夢のようだ。とくにコンタクトレンズの使えなかったぼくにはまさしく天地の差だ。できればもっともっと若いときにこの手術を受けることができたらよかったのにとも思っている。
ただ、このサイトを見てレーシックに興味を持った方には、リスクもよく考えて判断されることをお願いしたい。
ネットで調べてみると手術に失敗して苦しんでいる方も皆無ではないらしいのだ。
また、ぼく自身のコメントもまったく主観的であることもご理解願いたい。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

さらばメガネ(3)。

040904nogatahopekenn

先週トライできななかった「たきたろう」の味噌を食ってやろうとお昼に行ってみたらお休み。どうしてもラーメンモードだったので荻窪教会通りの「野方ホープ軒」へ。ここは荻窪に住んでいたころからのお気に入りなのだ。中華そば680円にランチサービスの半チャーハン150円をつけてもらう。背脂の量をあぶらぬき、すこし、ふつう、こってりの4段階から選べるのだが、きょうは「ふつう」にしてもらう。それから、ここは生ニンニクとニンニクつぶし器があって使い放題。キムチ(前は普通の白菜キムチだったがキャベツになっていた)も好きなだけ食べられる。お昼なのでニンニクは使わないことにする。スープは豚骨しょう油、麺はもっちり、焼豚はふうわりである。ぼくはこれまた使い放題の炒め唐辛子をどかっといれるのが好きなのだ。個人的にはスープにもう少し香ばしい風味が加わればもっとうまくなるのに、と考えている。でも充分おいしいです。ただ、今日はちょっとチャーハンがべとっとしていて味も弱く、いまいちだったな。お店のおにいちゃん、がんばるように。

手術後1週間経ち、今日から軽い動はOKとのことなので、ジムでエアロバイクのみ行う。ラーメンを食べてるときも思ったのだが、メガネがないと汗を拭くのがものすごく楽だ。うれしい。
それから術後検査のためKクリニック眼科を訪れる。

ここでこれまでの経過を。
月曜日(8月31日)と火曜日は防火管理者講習というのに参加するため立川へいっていたのだが、ほとんどただ聞いていればよい講習だったので眼への負担も少なく、助かった。最後に試験はあったけど。
お酒は3日間の禁止だったので、水曜日から再開している。外に出るときは保護メガネ、仕事場では例の度なしメガネをしていたのだが、女性の一人だけが「メガネを変えた?」と聞いてきた。恐るべし観察眼。でも昨日学生時代の仲間との飲み会に行ってずっとメガネを外していたのだがだれも気づかなかった。ちょっと寂しい。
夜の景色の見え方はまだ光がぼうっと傘を差しているように見えるが、手術当日と比べればだいぶ改善している。
でも左目だけでみると昼間でも遠くの文字などが少し二重に見える。ただし近くや手元はまったく問題ない。
両眼で近くを見た場合の老眼的な見づらさは出ていない。
異物感というかゴロゴロ感はまだあるがそんなにつらくはない。夜になるとゴロゴロ感は強くなり、眼にも疲れが出てくる。

今日の検査結果は右2.0、左1.5の視力。前より上がっている。傷の治り具合も順調なようだ。左目の見え具合を医師に伝えると、「まだ術後1週間なので安定してくることがあるが、このまま変わらない可能性もある。おそらく右の見え方と比べてしまっているのではないか」とのことだったけど、そうかなあ。左は利き目なので確かに気になるのかも。
クラビットとDMゾロンが終了したらリビゲット点眼液(広範囲抗菌点眼剤)とピトス点眼液(水性懸濁合成副腎皮質ホルモン剤)という目薬に替えるように言われる。一日3回。もうひとつのヒアロンサンについては引き続き1日5回。
ただこのヒアロンサン、その前の使いきりタイプ(ヒアレインミニ)と違い、防腐剤が入っているので眼が乾いたときとかに頻繁に使うことはあまりよくないらしい。そういうときはソフサンティア、ティアーレCLという市販薬を使うように言われた。運動について改めて聞いてみると、ぼくがやっているようなウェートトレーニングなどこまめに汗を拭くことができることなら構わないらしい。それでも(だからどうといういことはないそうだが)念のため限界の力で行うことはしないほうがよいとのことだった。でも先生、スタッフに聞かずに自分で答えてくれると安心できマス。
それから今日からは外出時の保護メガネと就寝時のアイマスクが不要になる。よかった~。

帰りに新宿のガード下でサングラスを買う。これがしたかったのだよ。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

さらばメガネ(2)。

朝目覚め、仮面ライダー風アイマスクを外す。
時計が見える!きのうまで起きるたびに「メガネ、メガネ...」とモソモソしていたのがうそのようだ。
両目のごろごろ感は少し残っているが、つらいほどではない。
昨日の夜、シャワーが浴びられなかったように、今朝も顔を洗うことはできないので、洗顔ティシューでそっと顔を拭く。結構さわやか。これって便利。
見え方は昨日のように全体に霞がかかった感じは消えているが、黒地に白などの模様を見ると白が拡散して見える(「フレアー」というそうです。ネイチャーボーイではない。)。

例のゴーグルをかけて出かけ(室内ではかける必要がない)、三鷹のメガネスーパーでいままで使っていたメガネを度なしレンズに変えてもらうよう依頼する。職場などでメガネをしていない理由をいちいち説明する面倒をさけるためと、風除け用の伊達メガネだ。
店員に「やっぱりコンタクトがいいですか?」と聞かれたのだが、言葉を濁してうなずいておく。
昼食は、肌寒いこともあり以前紹介した「たきたろう」で味噌ラーメンでも試そうと思ったのだが、考え事をしているうちに行き過ぎてしまったので、駅前のハンバーグ屋で日替わりのカレーソースハンバーグ 650円を食べる。学生街によくある「とにかく肉を食わせろ」って時に行くようなお店ですね。CP的には満足。ご飯も質はともかく、炊き具合がよろしい。

さて、今日は術後の検査なのだ。西新宿のKクリニックへ向かう。15:00の約束だ。やや左目のほうがぼやける感じで見え方が悪いものの電車の中では吊り広告が読めちゃう。まわりのメガネの人たちに「へへん!」と大いに自慢したかったが、大人なのでやっぱりやめておく。視力の検査では両目裸眼で2.0弱。片方ずつではどちらも1.2~1.5は出ているとのこと。こんなの中学生以来だ。ちなみに手術前(きのうまで)は右0.05、左0.06であった。医師(Kクリニックのスタッフではじめてみた男性。その後検査スタッフでもうひとり男性を発見)による検査も順調とのこと。
使い捨てのヒアレインミニを使い切ったらこちらにかえるようにとヒアロンサン 0.1という普通の容器に入った点眼薬を渡される。ラベルには「角結膜上皮障害治療用点眼薬」と書いてある。
ただこの人、メガネしてるんだよね。どういうことよ。

今晩も家人が仕事で外出しているのだが、今日は自炊することにする。まるまるとした真サバが安かったので香草焼きにでもしてみよう。ただ、手術後3日間はお酒が飲めないのがつらいのよね。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

さらばメガネ(1)。

そもそもは去年の秋にさかのぼる。
いまは完全に帰国している学生時代の先輩、ケンちゃんが米国から一時帰国したときの飲み会で気がついたのだが、学生時代から数年前までしていたはずのメガネをしていない。今さらコンタクトにしたのですかと聞くと、なんと手術をして近視を治したのだという。近視の手術があるというのは知っていることは知っていたのだが、身近に受けた人などおらず、まだまだ未来の話だと思っていたのでびっくりした。非常に快適だという。その後、今年の5月に会って飲んだときも何の問題もなさそうだった。
べつにカミング・アウトというほどでもないが、ぼくも15~16歳のころからの近眼である。日常生活は問題ないのだが、体質的にコンタクトレンズが合わず、汗を拭くときにいちいちメガネを外さなければいけなかったり、冬になれば電車に乗ったときやラーメンを食べるときにメガネが曇ったり、酔っ払ってメガネを壊したり、温泉やサウナで周りがよく見えなかったり、プールや海で泳いでも水着の女の子がよく見えないなどなど、考えてみればいろいろ不便を感じていたのである。
どうせあと5年か10年もすれば老眼になる身である。それならその間だけがノーメガネのラストチャンスだ。
よーく考え、ネットなどでいろいろ調べた結果、ぼくもこの手術を受けてみることにした。実は今日が手術の日なのである。
病院は西新宿のKクリニック眼科。美容整形が本業のKクリニックだが、こちらはこの手術に特化した眼科だ。
この手術はLASIK(レーシック)、日本語では「レーザー角膜屈折矯正手術」という。簡単に言うと角膜を薄くひっぺがし、レーザー光線でもって近視、乱視を矯正し、ひっぺがした角膜をまた元に戻すというものである。
ちなみに先立つ検査は12日と16日に済ませてある。

病院にいくのは17:30なので、お昼に家人と三鷹のグランソレーユへ行く。ほぼ一月ぶりだ。
13:00少し前につくと席の半分以上が埋まっている。
ぼくは本日のスープ(なすとジャガイモの冷製、コンソメジュレ入り)前回うまそうだったオムライスと、家人は同じ「スープ、デザート(アイスクリーム)、コーヒーとセットになったハンバーグを注文。
値段はスープ 300円、オムライス 1,400円、セット 1,600円....って、前回よりスープとオムライスが100円高くなってるじゃん!セットはおぼえてないけど。よくみるとコーヒーも100円高くなって300円だ。
ハンバーグは、家人としては上に乗ったチーズがピザ用で味を落としている、肉質がもう少しよければ、などと文句を言っていたが、値段の割にはよいお味だと思う。
040828grandsoleil_001

問題はオムライス。下の写真と7月31日の記事の写真を比べていただければわかると思うが、明らかに盛りが少なくなっている。
040828grandsoleil_002
それに付け合せの野菜にえぐ味が残っているし、お米もモチモチ感が足りない感じだ。100円値上げしたのにどういうことよ?それでもまあ充分おいしいお皿にはなっているので次回に期待するのだ。

手術後はしばらく運動ができないというのでジムでいつもより気合を入れてウェートをやる。ふう。
で、17:30少し前にKクリニック眼科へ。まずは承諾書への捺印だ。これは前の検査のときにも見せてもらっているが、新しい技術なので問題点もあるといったちょっとコワイことも書いてある。インフォームド・コンセント的には責任を果たしているんでしょうかね。その後医師による手術前検査。前回の検査までは少し近眼が残る感じで施術してもらおうと思っていたのだが、視力が0.7くらいになる可能性もあるということで、完全矯正してもらうことにする。
19:00近くまで広い待合室(飲み物が飲み放題♪)でうとうとしているとついに名前を呼ばれる。
ロッカールームで荷物を預け、手術着を着せてもらう。といっても服は着たままで、割烹着のような前から着て後ろで留める服と、キャップ、それに靴カバーだ。ぜんぶ紙でできている。
次に手術待合室へ。2人ずつ待つようで、先客がひとりいた。彼はすぐに手術に呼ばれ、一人でいるときに、麻酔用の目薬をさされ、手術の説明を受ける。まっすぐ前を見てください、首は動かさないでくださいなどなど。だんだんどきどきしてくる。
いよいよいくつかあるのであろう手術室のひとつへ。手術室の前には液晶モニターがならんだガラス張りの部屋がある。たぶんこれがこの病院のサイトで紹介していた親族用のモニタールームなのだろう。ちなみにぼくは一人だ。
手術台は一見、歯医者さんで座る椅子をフラットにした感じ。頭の部分には凹んだ枕があり、ある程度頭部を固定する。頭の上辺りがおそらくレーザーの機械だ。そこに寝かされるとひざの下にも枕のようなものを通される。このほうが楽なのでありがたい。いよいよまな板の上の鯉である。時計を確認すると 17:05。そして片目がでるようになっているシートをかぶされ、右目から手術が始まった。ちなみにインターネット上で言われていた「手を動かさないように"とっとこハム太郎"の人形を持たされる」ようなことはなかった。
手術はあっけなく終わった。言われている通り術中の痛みもない。レーザーがまぶしくて耐え難いこともない。角膜をひっぺがす(フラップを作るという)ときにおそらく器具をあてるからであろうが一瞬暗くなるのにあせったくらい。あとは上をみて中央の緑色の光(周囲が赤くなるときがある。また、手術の前後は強い光があてられる)を見ているだけだ。角膜を引っぺがしてからレーザーをあてている間だけは視力がなく、光といろしか感じないがその前後はぼんやり正面が見えている。レーザーをあてている間、医師や看護師が「がんばって緑の光を見ましょうねー」と声をかけてくれるのだが、こらえ性のないぼくは、左目へのレーザー照射のとき、視線をはずしてしまったようで、数秒間中断され注意されてしまった。ひっぺがしのときにちょっとびっくりしたのと、施術中の髪の毛が燃えるような臭い(まつげが燃えていたのか?)を除けば、とくに恐ろしいこともなかった。ほんとはかなり緊張したけど。
片目ずつ「はーい、きれいにできましたよー」と目の表面を刷毛のようなものでなでられて手術は終了。
手術のあとは休憩室へ通される。時計は19:25を指している。予定通り20分で終わった。近くのものは見えているのでまずはひと安心。入り口に「ラウンジ」と書いて....あ、見えてる!まだ長時間プールに浸かったあとのような状態で白っぽく見えるし、なにやら眩しいのだけれどメガネをかけなければまったく認識できなかったきょりのものや文字まで見えるのである。
休憩室は薄暗い間接照明の部屋で、オルゴールアレンジされた日本のポップスがかかっている。胸の高さくらいのパーティションで6席くらいに仕切られている。椅子はリクライニングで気持ちがよい。案内の女性が毛布をかけてくれて、30分ほど休むように言われる。寝てしまおうと思ったのだが、しばらくすると麻酔が切れたのか両目がひりひり、ごろごろしてくる。風邪をひいて目にアレルギー症状がでたのと同じような感じだ。いや、それよりはつらいか。重度の花粉症ってこんな感じだろうか。涙もぽろぽろしてくる。予定より10分ほど遅れて、係りの人がやってくる。次は術後診察だ。目が痛いことを言うと、術後につかう抗生物質の目薬をくれた。術後検診では「成功、おめでとうございます。」とのことだが、目のひりひりごろごろがつらい。20:20ころ病院を後にして自宅へ。1週間は病院でわたされたゴーグルのような保護メガネをつけて外に出なければならない。
外に出ると景色はこちら↓の上から2番目の写真とおんなじ感じ。
http://www.surgicaleyes.org/NightDriving.htm
不気味にファンタジックである。

今夜は家人が外出しており、駅前スーパーも閉まる時間だったので、わびしいが自宅近くのコンビニで弁当を買う。
不思議なことに食事をとったら痛みが少し和らいだ。
これからはいろいろな薬を点眼したり飲んだりしなければならない。まず30分~1時間おきに点眼するヒアレインミニという目薬。1回ごとの使いきりタイプで50個もらう。角膜を保護し、傷を治す効果があるそうだ。もちろん睡眠中は使う必要がない。それからクラビットという抗生物質の目薬。これは手術の1週間前から使用するように言われていたものと同じ。DMゾロンという目薬は炎症予防のステロイド剤。クラビットとゾロンは一日5回点眼する。ただ、一緒には使わず、5分は間をおくというのが難しそうだ。飲み薬としてはセフゾンというい抗生物質を1日3回5日分、痛み止めのポルタレンというのを2回分。
そして睡眠時の保護マスクというスプーンの先端状のアルミにたくさん穴があいたものを片目ずつ粘着テープでつける。装着後は仮面ライダーみたいだ。
テレビではニュースでアテネオリンピックのシンクロ団体決勝の模様を放送していたが、つらいし、医師からも今日は休むのが仕事、といわれているのでとっとと寝ることにする。

| | Comments (0) | TrackBack (0)